2012/10/09
稲刈りが終わった世屋の田んぼ。 人が米を採りあげた後も水田の役目は終わりません。
じっとしていると、
どこからともなく二重連で集まって、あっちで、こっちで卵を振り蒔きます。
タニシも小さな声でつぶやきます、
「私を見習いなさいよ」
のんびりゆっくり動きます。
ウキゴケがもっと小さな声でささやきます
「ここにしかいられなくなっちゃった!」
「わたしたちもよ」とサンショウモ(↑)やマルバノサワトウガラシ(↓)。
、、、、、
世屋の田んぼは稲刈り後がおもしろいのです。里のガイドウオーク、秋の見所です!
ちなみに
「ウキゴケ」
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
「サンショウモ」
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類(VU)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種C
「マルバノサワトウガラシ」
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類(VU)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種C
いずれも、「水田の耕地整理、畑地化、農薬の散布」などにさらされない世屋の里の田で懸命に生きている草たちです。