2012/10/15
「寒くなった、工場閉鎖するからさ ぼちぼち蛇口しめるよ」
「オーケー 了解」
草木にとって葉は光合成によってエネルギー源になる糖を製造する工場。温帯の広葉樹は、来たるべき冬を落葉してしのぎ、春再び葉を出します。水の供給が停止され葉緑素が作られなくなると、その陰に隠れていた黄色いカロチノイドや紅いアントシアニンが目立つようになるというわけです。
最低気温が10度くらいで工場閉鎖の準備に入るものが多いそうです。
そのもみじレースの先陣をきるのは、ハゼ(上)や桂(下)。
また、ブナも黄葉を始めています。
(↑ 新観音前のブナ 10,12)
ちなみに、世屋高山ブナ林の黄葉の盛りは、11月初旬です。