2012/11/13
丹後半島中央高台北西面の独立峰、金剛童子山は、別名「行者山」。
(↑ 連峰の左の山が金剛童子山 613m)
里の田畑を見守る白龍が住むとされました。
白龍は水に姿を変え 聖なる山から 大小さまざまなな滝をいくつもいくつも滑りながら、里へやってきてくださるのです。
日本海に突き出た丹後半島の脊梁山脈をなす金剛童子山には、いつも雲がかかっています。
(↑ 金剛童子山を網野町浅茂川港より見る)
海を渡る風が絶え間なく吹き付け、風の水蒸気は冷やされて雲になるからです。
白龍様の正体はその雲なのかもしれません。
ちなみに、この金剛童子山、世屋ブナ林高山山頂より味土野高原の向こうに見えます。