宮津エコツアー · 2012をふりかえって この一枚 №12 「やまかがち」

2012をふりかえって この一枚 №12 「やまかがち」

2012/12/16

ヤマカガシの体色は褐色の地に赤色と黒色、黄色の斑紋が交互に並ぶ、というのがスタンダードとおもいますが、この子はちょっとかわっています。


さわってみたい!いえいえ、やめてください!!ヤマカガシは毒蛇です。青大将やシマヘビのようにつかんではいけません。
映画「蝉しぐれ」の最初でお福がヤマカガシに噛まれるシーンがありました。文四郎は、「大丈夫だマムシのようなことはない」と指の傷口を吸ってやりました。それでおふくが無事だったのかもしれませんが、咬まれ方も浅かったのでしょう、毒牙は口の奥にあるので毒を注入するには深く咬む必要があるからです。毒が注入されていたとしたら、それは、血小板を破壊して血を止まらなくする出血毒、死亡事故も報告されているほどの強いものですから、たいへんでした。

(↑ 6/16 きよっさんの家の下)
さて、来年はヘビが干支。ヘビは古語では、くちなわ、長虫(ながむし)さらに、かがちとも呼ばれていたと言うことです。ヤマカガシとは、山に住むヘビ。アズマヒキガエルを呑んでいるところに遭遇したことがあります。が、その時に限ってカメラ不携帯!

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