2012/12/24
電線が切れそうなほどのスズメ。
(↑↓ 12/24)
大雪警報の出た日、阿蘇海沿岸の水田付近です。
数?カウントの得意な方、お願いします(^.^)
さて、日本鳥学会、日本生態学会、日本景観生態学会、アメリカ鳥類学会に所属し、「日本におけるスズメの個体数とその減少」という論文をまとめられた岩手医科大学 の三上修先生、
「日本におけるスズメの個体数は減少傾向。2007年のスズメの個体数は1990年ごろに比べて少なくとも半減、50年前の10分の1」と推定されています。
、、、、
先生、半減とか10分の1とかいわれても、基準がないと分かりません、
「2008年における日本本土のスズメの成鳥個体数は、約1800万羽」
日本中のスズメを1羽1羽数えられたのですか
「そんなわけにはいきません。ある一部の場所でスズメの個体数密度を測定し、それを面積の分だけ掛け算する」という方法で行いました」。
、、、、、
ということです。
それにしても、1800万羽、日本の人口の六分の一じゃないですか。
何が減少の原因なんですか?
「見当としては営巣場所、瓦の隙間のない住宅とか 冬季の餌不足、コンバインの普及によって落ち籾(もみ)が減ったなどだろうと思います。」
スズメは害鳥ですか?
「総合的には益鳥です。稲の害虫を食べてくれます、いなくなれば農薬を使わねばなりません」
この群れの個体数、数えなくてはいけないような気になってきました(^.^)