宮津エコツアー · ちからのかぎり そらいっぱいの 光でできたパイプオルガンを弾くがいい 

ちからのかぎり そらいっぱいの 光でできたパイプオルガンを弾くがいい 

2013/01/12
雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える現象を薄明光線といいます。

この光を宮沢賢治も見ていました。そしてこう表しました、

もしも楽器がなかったら
いいかおまへはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり
そらいっぱいの
光でできたパイプオルガンを弾くがいい

宮沢賢治の告別(春と修羅第二集)

どんな音を奏でてくれるのでしょう

この光は聖書にも。

「ヤコブがイザクから祝福を受けてイスラエルの地に旅した時、ある土地で石を枕に寝ていると、天に通じる階段ができて、天使が上がったり下がったりしているのを夢みた。」
旧約聖書創生の記第28章

天使の梯子とも呼ばれるゆえんです

(↑ 12/16 日置から宮津方面)

秋から冬にかけて空気の澄んだ日の、太陽の角度が低くなる早朝および夕方、そして、ここがポイントですが、「雲粒よりも小さく、目に見えない水滴が多数浮遊した状態」であるときによくおあらわれます。

(↑ 13年1月18日 伊根から宮津湾方向)

太陽光線を通さない厚みのある雲のできるうらにしがある丹後では特によく「光でできたパイプオルガン」の光りの音か゜きけたり『天国から降りてくる天使」を見ることができます。

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