2013/01/12
雪に埋もれる上世屋の田圃。
けれども、そのなかに雪も埋められない田があります。
山水が湧き出しているのです。
そこは、春一番に産卵するある生き物にとって大切なところです。ヤマアカガエルです
(↑↓ 3/14)
。雪の上を歩くカエルは、ちょっとしたサプライズ。卵塊には卵が1,000個以上といいます。
ガマ一穂の種百万粒には及びませんが、多産生き残り戦略をとる動物版の代表選手。
2週間ばかりでオタマジャクシになりますが、小さな命にとって湧きたての水は温泉のようなもの。
落ち葉や水草、水生昆虫、動物の死骸などを食べながら成長し、初夏から夏にかけて、カエルになります。