2013/01/15
四季を起承転結に置き換えるなら、夏は「承」。
立夏の日、5月5日。世屋の里の「中央峰」嶽山に登りました。
その夏の始まりにあたって、臼井さんは、山之口貘さんの
「草にねころんでいると
眼下には天が深い
風
雲
太陽
有名なものたちのすんでいる世界」(「天」から)
を紹介してくださっています。
そして「青空を見上げていたら、だんだん空を近くにかんじるような、そんな大きな自然に包み込まれる感覚が、なつという季節にはある」と。
これから始まる夏を感じるのに最適の場所が、ここ、岳の山頂。
《立夏 5月5日風が気持ちよく吹きます》
芽吹く柿、
この柿は渋柿です。柿渋の材料になる大切な木です。
「 カエル始めて鳴く・蚯蚓出ずる ・タケノコ生ず。」世屋の里の季節感が暦の季節感に追いつきます。