2013/03/29
「ミヤマキケマン」といわなければなりません。日当たりの良い山地の崩壊地,谷川の礫地,林の縁などに生育しています。
関東・中部に特に多いということですが、丹後半島の山間部にも生育しています。
単にキケマンというと 海岸 低地に生えているものをいいます。顕著な違いは、鞘の中の種の並び方。ミヤマキケマンは種子が1列にキケマンは種子が2列に並んでいます。花の後からすぐ種をつけていきますので開いて観察してください(^.^)種には膜状の甘い種枕、エライオソームといいます、があり、アリを使って種を散布します。
ウスバシロチョウの食草として有名ですが、ケシ科植物で、昏睡、心臓麻痺などを引き起こす毒性分があるので、要注意植物。