2013/04/02
唐の于武陵(うぶりょう)という人が作った五言絶句「勧酒」、それを井伏鱒二さん(山椒魚の作者)が訳しました。
”この杯を受けてくれ どうぞなみなみ注がしておくれ 花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ
”同僚との送別の宴の歌なのでしょう。
さて、満開を迎えた宮津の銘木・含紅桜にも今夜は強い雨、
けれども、サクラは雨風には強いのです。晴れたら、こんなに美しい姿をみせてくれるはず。
青空に映える花を思いながら、美味しいサクラ餅いただきましょう!
ちなみにこの桜餅を撮らせていただいたお店では、こんな素敵なお饅頭も。
お茶席用の特注なのだそうです。
ちなみに、桜餅の桜の葉っぱの種類は、1 マメザクラ 2 おおしまざくら 3 ソメイヨシノ 4 エド彼岸のうちどれ?
2,だそうです。葉に毛が少ないのが理由。これは、ちまきザサも同じです。
また、含紅桜は山王神社にあります。
江戸時代初期にはすでに美しく咲き誇り、時の藩主が、この桜は日本一よ、吉野の桜に劣らないと褒め称えたと伝わっています。