宮津エコツアー · 卯の花の気遣い(夏の里山ガイドウオーク19)

卯の花の気遣い(夏の里山ガイドウオーク19)

「フライングしていないか」と卯の花。

「わたしが咲くまで苗植えるのを待て、と昔はいうとったのに。」

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どういう意味?

「田植えは6月中旬、稲刈りは10月から、が相場だった、だから、卯の花咲いたら苗植えろとみんなわたしの咲き具合をみていたんだ」

確かに、農作業は一月早くなっています。 コシヒカリになってからです。

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自然の暴力から解放されること、人間の永遠のテーマです。 しかし、稲の方はどうなのでしょうか。対応し切れているのでしょうか。コシヒカリだけが米なのでしょうか。「土産(うま)さ」の質は維持されているのでしょうか。

花暦のずれをぼやく卯の花の気遣いに、共感しました。

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夏のチョウが卯の花を訪れていました。

 

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