仁王の里・網野町仲禅寺。
ここには「安心して産卵していいよ、周辺の山を触ることもしないよ」とモリアオガエルに約束した池があります。
久しぶりの雨の来た昨日から今朝にかけて、カエルたちが産卵行動を見せてくれていました(^.^)。
仲禅寺にモリアオ池が整備された頃、豊岡では、コウノトリの復活にも取り組まれていました。
そのコウノトリを見学にいったおり、公園地図に「モリアオガエルの森」という地名があったのです。
そして、餌を採る池の側の林の木からはいくつも白い卵塊が下がっていました。
仲禅寺にモリアオ池を整備しておけば網野の水田にコウノトリが飛来できるようになる、飛躍した発想ですが、生物多様性条約が結ばれたことを背景にして、真剣にそう主張してできた池でした。
そのコウノトリが京丹後市の空を舞っています。
カエルたちが命の歌をうたう池の近くの公園では、楽しそうににぎやかにカラフルなモリアオガエルたちが踊っていました。