イソヒヨドリはツグミ科、「ヒヨドリ」はヒヨドリ科、鳴き方も飛び方も違います。 でも「ヒヨドリ」の名をもらっています。灰黒の色のせいでしょうか。
さて、そのヒヨドリ、の名をもらったのは植物にもあります。ヒヨドリバナ。
大半が「山から下りてきて鳴く頃に咲く」からと説明されています。しかし、どうも消化不良の説明です。山から下りると言えば山へ上がるがあるわけで、そうした移動の習性があるなら、その訳もしりたいじゃないですか。また、ヒヨドリが「ひーよ鳥」であることは異論をはさむ余地はありませんが、ヒヨドリが「山から下りてきて鳴く頃に咲く」花っていっぱいあるじゃないですか。それなのに、ヒヨドリの名をいただく、どうもグレー、すっきりしません。
どなたが、この花とヒヨドリとの縁を結ばれたのでしょうか。かってはヒヨドリも飼い鳥として楽しまれたようです。雛の頃から育てるとよくなつき、手にも載せられたそうです。感ですが、縁結びをしたのは、ヒヨドリをそんなふうに間近に観察出来る人!だったらどうでしょう。
ヒヨドリの胸から頭部の毛などは灰紫です。ヒヨドリ花もそんな色です。
その色が縁で、ヒヨドリの名をいただいたと考えてもいいのではないでしょうか(^.^)