金さん、よう降ったなあ! 何ともなかったかえ。
ところで、こんなチラシがはったるが、どういうものなんだ、観音様の千日参りって?
「?!それはな、、、死んだら極楽浄土へ、それが人間の究極の願い事じゃわな。ほとけさまにそのお願いをきいてもらうのは容易なことじゃない、1000日は参り続けないかんと言われる。かといって修行の身なら出来てもふつうのもんに1000日も欠かさずお参りするようなことはできることではない。そこがありがたいことに一年に一度参ったら、1000日参ったと同じ功徳を積んだとしてくださったのだ、、」
ほうほう、それが千日参り!
「観音様ってのは、手に蓮のつぼみを持ってらっしゃるだろ。亡くなった時お迎えに来られて、これに乗せて、阿弥陀如来、勢至菩薩と共に極楽へつれて行ってくださる仏様じゃ。千日参りをおろそかにしたら、極楽に連れて行ってもらえん、場合によっては地獄にいかんなん、だから、里の人は、千日参りの日を八月九日と決めて、欠かすことはなかった。」
(↑ 三体、成相聖観音像 作 丸橋仏師 木子・駒倉分かれに設置)
生きている間は地獄でも、死んだら極楽へいきてゃあもんになあ、今年は参道の草刈り、みんなでして、道端に回向火も並べて賑やかにしようということだって。
「そりゃあええことだ、温暖化、放射能、TPPなど地球も日本もこの里も存亡の危機にある、生きながらの地獄に落ちることに思いを及ぼして、しっかり力を合わせることじゃ」
なるほどなるほど、、、!
「ついでに、わしの足下にも灯り、置いてくれるかな(^.^)」