股のぞき してみる棚田 夏が往く!
股のぞきって侮れませんよ、科学なのです。
「天の橋立の股のぞきの美しさ、奇妙さ」を分析、講演された立命館大学の東山先生、
「頭を正立させ、眼を使ってものを見るという条件のもとで知覚的習慣を形成してきた人間がこの制約条件が壊されたとき、知覚の機能はどうなるか」つまり「股のぞき」した時に見え方はどう変化するのかと言うことについては生理学者ヘルムホルツさん、がすでに研究されていて、 股のぞきをしてみると
1 正立視のときよりも、鮮やかに見え、色がたくさんあるとことに気づく。 2 、奥行きが狭まって平面に見え平面画のように見える。『フィジオロジカル・オプティックス』(1866年)、 と、変化があると書いてらっしゃると紹介されています。こういう研究がどういうところで役立つかというと、戦闘機のパイロットの陥る状況と対策だったと言うことですから、何とも、、、、。
棚田の股のぞきが出来る平和が嬉しいです(^.^)いらっしゃったら、ぜひ「棚田股のぞき」を試みてください。
ちなみに、こちらが正立視。
また、東山篤規先生の「天の橋立股のぞきはなぜ美しいのか―感覚統合の視点から考える―」の講演記録、www.ritsumeihuman.com/hsp/project/archive/series/で、拝見させていただけます。