苔地蔵さんを引き立てるのが雨。
「たっぷり雨をためて、畑やたんぼが乾いたときに出してくださるありがたい地蔵さんだで。」という声が、後ろから聞こえてきました、、、。
という想定をかんがえていました。
しかし、連日警報のでるこの降りようでは使えません。
「くるっとりますなあ、今年の天気は」、空を見つめて仕事をしてきたてるみさんは呟きました。
この雨の中でも、野菜の定植に稲木場の草刈りにと里守の男たちは土や草に向かいます。
けれども、里の人をとまどわせている異常気象は温暖化によるもの、常態化するとのこと。
贅沢はせず慎ましく暮らしてきたものの上に、贅沢をし尽したうえの異常気象の雨が降る、、、、(`ヘ´) 。
お地蔵さん、なんてこってすか、、。