これはただならぬ色です。
何十m離れててもわかります。寄っていくと濃紺の実がうつくしい。クサギは考えたなあと思います!色を楽器にたとえたゲーテさんなら、トランペット(赤)の音に寄せられていくとオーボエ(藍)の音が聞こえた、トランペットとオーボエの協奏曲ということになります。
人間も考えました。この実で染めよう!美しい青に染まります。ただし、退色防止の研究が課題とのこと。萼の赤からは鉄媒染で渋い灰色に染め上がるそうです。
ちなみに、クサギは、クマツヅラ科(APG植物分類体系ではシソ科)クサギ属。
→ www.sansaitori.com/kind/sansai02.html – さんの紹介が楽しいですよ。