ひつじ生えの田の畦を刈り終え一年の終了。
畦の草は虫の巣になります。草を見ずして草を刈る、優れたお百姓さんを表す言葉です。
そんな 「水田脇の畦道」で渋い黄色の花をつけているのはイヌガラシ。
彼も里山の仲間ですが、生育地を特定します。水田の中には生えません、あくまでも「やや湿った草地」なのです。学名はRorippa indicaa。朝鮮・台湾・中国・インド・フィリピンにも生育、と言うことですから、稲のお供をして日本にやって来たのでしょうか。イヌという言葉がついていますが、アブラナ科ですので、若葉は食用可。