二十四節季の十七番目、寒露の候の次候は「菊花開く」。10月13日から18日の間です。
耳をすませば、盛りの野菊が歌い出しますよ。
♪野菊 作詞 石森延男
1、遠い山から 吹いて来る こ寒い風に ゆれながら けだかく清く におう花 きれいな野菊 うすむらさきよ
2、秋の日ざしを あびて飛ぶ とんぼをかろく 休ませて しずかに咲いた 野べの花 やさしい野菊 うすむらさきよ
3、霜がおりても まけないで 野原や山に 群れて咲き 秋のなごりを おしむ花 あかるい野菊 うすむらさきよ
※ 発表は昭和17年。
(↑ 撮影 10月14日)
ちなみに、石森延男さん、人も自然も 美しくあれ!教員時代より自然にも人間にもヒューマンな視線を向けた童話・童謡を創作。戦後の学習指導要領や国語教科書作りに尽力された教育者、児童文学者。