月、 大きな月です。
月、、、かって惑星(テイア)が地球にぶつかったんですって、、、。
その衝撃のすごさ、
一つ目 地球を傾けてしまいました。23℃。この傾きが春・夏・秋・冬をもたらしました。
「月よみの 光を待ちて 帰りませ 山路は栗の いがの多きに」 良寛
「そば時や月の信濃の善光寺」一茶
和歌や俳句を発達させたのは、[月]です、、、。
二つ目 宇宙に飛び散った岩石溶岩が集まって新しい天体を作りました。それがこの月。
月の引力って海面を50cm引き上げる力があるんだそうです。潮の満ち干は生命を誕生させたと言います。
「月夜の浜辺」
月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に 落ちてゐた。
それを拾って、役立てようと 僕は思ったわけでもないが
なぜだかそれを捨てるに忍びず
僕はそれを、袂(たもと)に入れた。
月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちてゐた。
それを拾って、役立てようと 僕は思ったわけでもないが
月に向かってそれは抛(はふ)れず 浪に向かってそれは抛れず
僕はそれを、袂に入れた。
月夜の晩に 拾ったボタンは 指先に沁み、心に沁みた。
月夜の晩に、拾ったボタンは どうしてそれが、捨てられようか?
(中原中也「在りし日の歌」より) 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
「月見れば 千々にものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど 」大江千里
世屋高原休憩所の名物は、「窓の月」です(^.^)