稲刈り後、田や畦に芽生えた緑のみずみずしいのは、宮の前棚田です。
撮影は朝、八時台。朝日が横からライティングしてくれるので、畦や稲株にくっきりと陰影ができていました。この写真には、「緑の真珠!」と題を付けようと思います(^.^)
さて、「 <生きかわり 死にかわりして 打つ田かな 村上鬼城> 私はこの俳句が好きです。目の前にみる田んぼとそこで田をうつ人、しかしその後ろに目にみえない、家族と村落の社会学の本質を、たった17文字の中に凝縮しているように思えるからです。」 とおっしゃるのは、環境社会学者・現滋賀県知事の嘉田由紀子さん。滋賀県立琵琶湖博物館 総括学芸員時代の論文の冒頭です。
その「かわる」と言うことが困難を極めている現状の中、ここ一帯の棚田は、地元のお百姓二人、飯尾醸造さんで経営されていましたが、来春からは、さらに若手が維持に加わると言うことです。※稲株の見えないたんぼ
美しい棚田群が維持される見通しを喜ぶとともにその決断に敬意(^.^)