しきりに霰の音。みるみる積もっていきました。
♪足が冷たい 手が冷たいと 泣いて 親方さんに 叱られたぁ
♪情けないわなぁ これから先は 雪や霰のこと 想い
「丹後の労作歌」(井上正一 編・丹後の民謡」から
機屋に方向に出た少女たちが歌った歌です。
うちらはな、やいとばな※の茶色い実、あれをつぶしてぬっただで、、ちょっともっとるであげるわぁ
うちは、赤トウガラシを靴の中にいれとるで!カラスウリもきくだって、、、。
世屋では柿渋液をぬってもらっただで、、、!
♪寒い冷たい いわりょかわしは とのごさんたちゃ 海の上
♪寒い冷たい 思うてならぬ いとしとのごは 野にござる
ふるさとを思い、いたわり合って、知恵を分かち合って、夢を温めて、暮らしの道を拓いていったのです
♪苦労(黒)する墨 身は細書で さまに心を掛け硯
※既報 10/11付け さおとめばな