畦のふくよかな曲線美を引き立てるのは消え残った雪!
こういう状況はいつもある物ではなく、わずかなチャンス。
つまり、今だけ、ここだけ、「わたしだけ」、棚田の美は畦の曲線にありとおっしゃった今森光彦さんでも、ここに、今いなければ撮れない!
※2012,9.23付け参照
そんな世界に身を置くのはカメラ愛好家至福の時間です。
それにつけてもこの雪の少なさ、それは嬉しいことではある一方喜んでばかりもいられない実態。
上の棚田右側2/3は、イノシシが掘り返したもの。
崩された畦。
畦直しから春を始めなければならないのは堪えるところ。
イノシシと闘いながらの棚田美の保全、それは、一農家の手に負えるものでなくなっています。