なんだ?ジャムセッションって!
古いものにはよくわからないカタカナ言葉だらけ(`ヘ´)
そこで、、、、、直接的にはバンドの中で楽器や歌を使っての自由な掛け合いおしゃべり、「新しいフレーズを探したり、しっくりくるアレンジを見つけたりする※ウィキペディア」音楽的な作業をいうそうです。そこから派生して社会学的に知らぬ同士ではあるが持っていらっしゃるパワーを引き出してさまざまな角度からの見方経験考え方情報を出し合い、まとめて新しいパワーに高めていくことを目的にした集まりと使われるといいます。
なるほど! ちなみに「学」と「學」。旧漢字字体の「學」には「メ」が二つありますね、それって、実はさまざまな角度からの見方経験考え方情報を「クロス」つまり「✛」交じり合いぶつかり合いさせるという意味を持っているんです。今の漢字は「学」になっていますけれど。
つまり「學」しよう(^.^)そういうことで老若男女、職種も多様、遠くは滋賀高島からも皆さん集まっていらっしゃいます。
しかし、やみくもにへたに、「✛」しても、成果は産まれませんルールやしきり役が必要です。つまりコーディネートする仕事が不可欠なのですが、そこを丹後文化会館のアートコーディネータの丸山さんがつとめてくださって、楽しくかつ生産的な実感のある充実した時間を過ごすことができました。
なんのためのジャムセッションかですって、、!
今丹後は、宮津も与謝野町も伊根も京丹後も「新しいフレーズを探したり、しっくりくるアレンジを見つけたりする」必要がありませんか、最近の行政が行う講演会の講師はみな人口問題論者です、五十年後には人口ゼロになると試算されている宮津の状況はどこも同じ。「人口減少率92%」の里に五〇年かけて世屋の里がなったようなことが「平地」でおきようとしているとそういうところから話をされます。
ふりかぶった言い方をすると、社会崩壊の地滑り現象、それは食い止められるのか!
子どもをうもうよ、そだてようよ、みんながいるからだいじょうぶ!
ジャムセッションはそんなテーマにつながっていると思えば理解できます。
参加しての感想です。
「一つの思い、願い,アイデアについてさまざまな角度からの見方経験考え方情報を出し合い、新しいフレーズを探したり、しっくりくるアレンジを見つけたりするように可能性をさぐり、希望を共有して、人と人とがつながり賑やかになること!、妙案,即効性のある対策があるわけがない、社会崩壊の地滑り現象対策、それには、一に人、二に人、三に人、、、地道に人を育て、点を面にする作業を続けることが基本なんですね」
さて、このジャムセッションでひときわオレンジが目だった「ここたん」。16日上世屋でも企画が二つ。
一つは人は雑穀ミュウジアム。
何を食べて生きてきたのか、食の原点と未来を問うものです。
世屋の古民家が丸ごと蘇りました。
上世屋の歴史に残る歴史的な日でした(^.^)。
もう一つは「木を織る女・藤織り写真展」。
1980年代上世屋に産業として残っていた藤織りを記録したNHKのカメラマンの方が写された写真の展示です。
いずれも世屋の里ならではの公開です。
関心も高く、訪問客ひきもきらずのにぎわいでした。
オレンジの旗から春の光り、世屋の里の雪解けがすすみます。