人は、産土神から生まれ産土神の元に返りまた産土神の手によって再び蘇る、私たちはこう考えています、、、葬儀の祭主の禰宜様はそうおっしゃいました。そんな事情もあって訪れた岐阜県中津川。
美しい棚田が見られるよと案内されたのがここ。
風土の中に息づいていらっしゃる産土神様のお姿が垣間見えるような里山。落合の棚田。
「木曽路はすべて山の中である。あるところは岨(そば)づたいに行く崖の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曽川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる
谷の入口である。一筋の街道はこの深い森林地帯を貫いていた。」という文を冒頭におく島崎藤村『夜明け前』の舞台、馬篭の宿の近くです。
五月、
晴れわたった空に朴の葉の柔らかい緑。
その葉っぱもそこに暮らす人の手にかかると、、、ただくるむだけでなく
{輪生」といいますが、枝先ごとまとめてワンセット、(^.^)
しかも、この一枚一枚の大きさ。大人女性の腕はゆうにあるじゃないですか!