藤の季節です。
ただし、藤は行儀のいい植物ではありません。立ってるものは何でも巻き付いて上る、自分で立つというためのエネルギーを使わないで光りを受ける、何とも要領のいい生き方をします。杉などの植林樹木に登っているのは見苦しい、根性が見え透いて余り品がいいとは思いません。
けれども、広葉樹に登っているもの、これは相互の絡み合いがどこか八百長のプロレスショーを見ているようなユーモラスなゆとりが感じられて見ていて楽しくなります。これこそ、「藤波」という風情です。
そんな野生ののびのび感のあるたたずまい今年のNO1は、これかも。
また、猛獣のような性をもった藤も、腕のいい調教師にかかるとこのとおり、、、。
休憩所のフジ棚もこうしたいですね。
ところで、対馬シェフ、今年も藤の花シャーベット。去年以上にいいものをと張り切ってくださっています。ビオシャーベット野の花シリーズ、今年はいっそう充実させてもらいます。請うご期待(^.^)