宮津エコツアー · マダニのはなし

マダニのはなし

参考になる新聞記事がありましたので、見てください。シカやイノシシなどがうろつく場所では要注意です。

マダニ類は、木や草の先にいて、炭酸ガスに反応して飛び移ってきます。肌を露出しないよう、衣服を草むらや笹などの上に置かないよう、そして帰ったら、衣服をよくはたいて付着してないか確かめてください。心配な場合は、お風呂に入って、脇の下やお腹まわりなど、ほくろみたいな物が付いていないか良く注意して見てください。     <midorimushi>

平成26年5月12日付け 日本農業新聞

260512日農・マダニSFTS

◆ アース製薬の「害虫駆除なんでも事典」の転載です。ご参考までに。

【マダニの付着予防法】
散歩や公園で遊ぶ場合にも、長袖を着用し皮膚の露出を防ぐことが有効です。明るい服を着て、付着したことがわかりやすくすることも良い方法です。また、マダニが嫌がるディートを有効成分とした虫よけ剤を上手に活用しましょう。
外出から戻ったら、付着していないかの確認をしてから玄関を入るようにし、洋服をたたいて払ったり、ガムテープ等で取ることも有効です。

【マダニに刺された場合】
マダニに刺された、もしくは刺されたかもしれない場合は、皮膚科等医療機関で処置を受けてください。その際、刺された場所や日時、状況を医師に正確に伝えることも重要です。
マダニに刺咬されると、皮膚が発赤し腫れて炎症を起こすことがありますが、かゆみを伴わないことが多く、吸血されていることに気付かないことが多いです。
吸血しているマダニを発見した場合は、無理に取るとダニの口が残ることがあるため、無理に取らないでください。つまんではがそうとした際、マダニの体内の病原体を逆流させてしまう恐れもあります。
吸血中のマダニを殺してしまった場合も、同様にマダニの口が皮膚の中に残る可能性があるため、殺さずに医療機関で適切な処置を行ってください。

【マダニが媒介する感染症】
マダニに刺されると、日本紅斑熱やライム病などの感染症や、問題となっている「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症する場合があります。
日本全国でこの「SFTSウィルス」を保有したマダニが確認されており、国内で広く分布していると考えられています。
「SFTSウイルス」を持ったマダニに刺された場合、潜伏期間は6日~2週間程度で、発症した場合の主な症状は、38度以上の発熱、嘔吐、下痢、食欲低下です。致死率は6〜30%と報告されています。治療法として有効な薬剤やワクチンは現状ありません。

マダニに刺されると、日本紅斑熱やライム病などの感染症や、問題となっている「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症する場合があります。
日本全国でこの「SFTSウィルス」を保有したマダニが確認されており、国内で広く分布していると考えられています。
「SFTSウイルス」を持ったマダニに刺された場合、潜伏期間は6日~2週間程度で、発症した場合の主な症状は、38度以上の発熱、嘔吐、下痢、食欲低下です。致死率は6〜30%と報告されています。治療法として有効な薬剤やワクチンは現状ありません。

 

このページのトップへ