宮津エコツアー · 私の出身は日本三景・天橋立がある・・ 2012.4.14

私の出身は日本三景・天橋立がある・・ 2012.4.14

 全国各地で活躍される各種議会議員さんたちのある研修会の記事を読んでいると、おやっと思いました。宮津市会議員・Aさんが参加されていて、皆さんに宮津の課題を紹介されていたのです。興味があって、読んでみました。

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「私の出身は日本三景・天橋立がある宮津市であります。」と切り出し、「皆さんは天橋立と聞いて、どういう印象をお持ちでしょうか。」と問いかけられました。全国各地から参加と言うことを意識されたのでしょう、ああ、この切り出し、といかけ、何回やったことでしょう、きいたことでしょう
 1 ところで、あんまのはしたてってなに 
 2 ちゃんと聞きなさい!あまのはしだて 京都の観光地
 3 ああそうなんだ、京都なんだ、清水寺から歩いていける?
こんな反応を想定しての枕詞です。宮津市を特定するのに、日本三景と天橋立、この二つをキーワードにすると有効かとは、もう古すぎる実感はありますが、そんな苦労に親近感を持ちながら、「で、おっしゃりたいことはなに」と待ちました。
 こうおっしゃいました。
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一見、煌びやかな有名な観光地という風に思われる方もいらっしゃると思いますが、現状は、「都市と地方の格差」「少子高齢化」「人口減少」プラス「人口の流出」といわれる問題が、皆さんが思っている以上に進んでいて、疲弊しているのがこの地域の現状です。
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その通り、市部はいざ知らず、日ヶ谷、世屋谷などは、「限界」の極み、なにがその現状打破への切り込み口になるのかが問題、議員としてどうお考えかうかがいたいと思って、待っていますと、
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私の宮津市の場合であれば、エコツーリズム大賞の優秀賞を受賞したエコツアーがあり、・・・

(うむ!なんとおっしゃった!巻き戻し、・・・・優秀賞を受賞したエコツアーがあり、・・・座り直して聞きました。)
 こうおっしゃいました。
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私の宮津市の場合であれば、エコツーリズム大賞の優秀賞を受賞したエコツアーがあり、体験型教育エコツアーとなっていて、里山体験でブナ林を探索したり、こんにゃくを作ったり、お米を作ったり、海では定置網漁や地引網漁を体験できます。「生きるには食べる」「食べるにはどうしたらいいのか」といった人間の基本となるものを勉強するものがここにはあります。といったように、都会の子どもたちは田舎へ、逆に田舎の子どもたちは都会へ、それぞれの地域の良さを体験交流できるような仕組みをつくっていくのも、こういったネットワークで活用できるという優位性の意味が出てくるのではないでしょうか。そういったことができるのも、このネットワークでしょうし、こういったことを通し、未来ある子どもたちの心の豊かさを育んでいくのも、我々地方議員ができる地方から国を変えていく方法の一つではないでしょうか。
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なんと、私達の取り組んでいるエコツーリズムを、全国から集まって研修されている議員さんたちを前に紹介し、 「都市と地方の格差」「少子高齢化」「人口減少」プラス「人口の流出」に悩む地域も、教育の場としてとらえれば新たな価値が発掘出来る、それは、「我々地方議員ができる地方から国を変えていく方法の一つ」と強調されているのです。ツーリズムは発地と着地のりょうほうがあって成り立つものです。Aさんは、着地側の議員さんです、その議員さんが、研修に集う発地側の、つまり都市部の議員さんに、「このネットワークの優位性を活かして、何か一つでも形に落としていくことが重要ではないでしょうか。例えば、「教育」」として、エコツーリズムを取り上げられたのです。発地側の課題と着地側の悩みを両方の問題に迫る形としてもエコツーリズムがあるではないかと。
 そのエコツーの今日までの歩みをふりかえれば、山・里・海を一体のものとしてとらえ、誠意を込めて受け入れる体制は出来ています。市あげての応援があったればこそ、A議員さんも応援してくださっていたのだな、と思ったことです。
エコツーリズムは地域課題に直結した事業なのだ、地方から国を変えていく方法の一つだと言われれば、その前線に立つエコツアーガイドとしては、あらためて気合いを入れざるをえません。
ガイドは、来て頂ければ必ず楽しんで頂き、生物多様性、持続可能な社会へ向けた暮らしの見直しなどメッセージも送ることができる実力を養おうと努力してきています。必ずしも順風満帆と言うわけではなく、期待に応える実績を上げているわけではありませんが、本道をこのまま歩いていけばじわじわと評価は伝わっていくと思います。(ね、mさん!きばりましょうよ、楽しく、賢く、末永く!)

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