「この黄色い花のこと教えてほしいんですけど」というと「ああコウホネですか」
?!
「いえこれは、違うんです、こうほねはほれこっちにあるじゃないですか、これこうほね」
「ほんまに!実もキュウみたいのがなるですか?」 、、、、、こんなやり取りを枕にした上での話です。
これ「あさざ」というもので、、、自生しているのは離れ湖にもあったし、このあたりにも隠し池もあるからそこにのこっていたものなのか、あるいは水槽植物として人気も一定あるので、それをいれられたかのかもしれんし、、おしえてほしいと思って。と説明したわけです。
結論として由緒不明。雌しべの長さにばらつきが見られれば自生種の可能性あり、短いものばかりのようでしたので、栽培種のように感じました。
いずれにしても、この池、あさざの群生というのはそうそう見られるものではありません。貴重な植物景観じゃないですか。小町さんが雨乞いの踊りを披露した京都神泉苑をもしたという池です。ミツガシワ、コウホネに加えて「あさざ」。水生植物に見識を持った方がかかわっておられるように感じました。