! チョウ?
いいえ、花びら でした。風が、サクラの花びらに魔法をかけていたのです。
「わたしはチョウなのよ」
名前は?
「さくらシジミ」
花びらは、チョウになって、追いかけあったり、からみ合ったり、飛翔を楽しんでいました。
「散る桜 残る桜も 散る桜」 良寛辞世の句です。
花もよし、鳥の群のように流れる花びらもよし、二度楽しませてくれるのは、桜ぐらいです。春の花の双璧、椿だとそうはいきません。散る花を愛でられることはありません。
サクラの味わいは、ステージとマッチングすれば、さらにふかまります。桜には、女がいます。魔性の女がいます。美しさの相乗効果を計算しロケ地を選ぶ俳優のようにわがままです。
「さくら さくら 野山も里も 見わたす限り かすみか雲か 朝日ににおう さくら さくら 花ざかり」 。
海の桜、山の桜、私の桜スポットを六ヶ所。写歴30年のキャリアをかけて、大胆に提案してみます、(ほんまかいな!)。
1 宮津長江の公会堂サクラ 2 丹後町宇川中のサクラ※残念ながら、関係者以外立ち入れません。 3 丹後町矢畑の地蔵サクラ 4 伊根町新井岬のサクラ 5 宮津松尾の一本サクラ 6 宮津上世屋の千代子桜
・・・・・・・・・・いいのは、どんなとこ?!そりゃないでしょ、口に出来ないから写真なんですから。貴方の六ヶ所、教えて下さい。