はや冬木立のシデ。
朝夕は火がほしくなります。
さて、暖房に用いる木、火力や燃焼時間などの面では落葉広葉樹が圧倒します。
温暖化防止のために私たちに残された時間は30年、それまでに対策がとられないと取り返しのつかない事態が発生すると強く警鐘が鳴らされています。
かっては薪炭林としてエネルギーをきょうきゅうしていた里山。
「ひとびとが、自然や環境、文化を発見する旅に加わり、自然のために、小さくても何かを実践し、そうした旅人を受け入れる地域を、みんなでつくっていけば、この国土のすみずみにまで、個性に満ちた自然や文化があふれ、もっとゆたかないのちを楽しむことができる。」
「エコツーリズム」はそのための提案です。」とエコツー憲章!
冬へよそおう晩秋の里山落葉広葉樹を歩くと、「自然のために小さくても何かを実践し」たいと思えるから不思議です。