上世屋を知ることは伊根をしること・伊根を知ることは上世屋をしること!
川西写真クラブの皆さんから丁寧な礼状をいただきました。当日担当したSさん、Mさんたちのガイドだけでなく、合力の家で待ち受けて頂いていたいのもとさんはじめスタッフみんなが、お客さん第一に考え対応して頂いたおかげです。
さて、川西写真クラブの皆さんは、まず伊根へ行き、舟屋の里をみ、それからせやの里へ回ってこられました。
!!
気づきませんでした。伊根とせやの里とは一体であることに。大阪からみたら、伊根と上世屋とは目と鼻の先以上に近いじゃありませんか。
伊根からは、せやの里が見えるのに、せやの里からは伊根が見えるのに。
伊根をじっくりあるき直してみましたよ。
・・・・地形を生かした、立地と海に生きる暮らしの智恵と技、それらが醸し出す味わいは「ここしか」のものとあらためて実感しました。
エコツアーのガイドは、この「ここしか」を基本にして、「今しか」「貴方しか」を演出しなければなりません。伊根の舟屋撮影の多くは平田付近、漁協、舟屋の里公園が撮影地になっているようです。たしかに立ち寄りスポットではありますが、ここをもって伊根の舟屋の里をとってきたというと、なんチャラの石清水詣でになってしまいかねないと危惧を持ちます。そこで、写真クラブを想定しての私案。撮影地を立石、亀島付近を提案します。
まず、撮影地への入り方。日出の船着き場より海上タクシー(分乗)を利用して亀島へ。バスは、伊根郵便局付近に回して待機。
次に撮影ポイントは、四カ所。
① 湾の出入り口付近の灯台、亀島、舟屋
②慈眼寺境内からの湾の展望 ここからは、湾と丹後の山の関係が一目瞭然 ※柿渋、藤布など山の産物が漁具に使われていること
③ 慈眼寺下の岩壁から見る舟屋と船
④亀島・立石の路地歩き 古都京都の路地に通じる味
◇お立ち寄りところ 舟屋を焼き物(陶芸)展示販売+喫茶に改造した伊根工房。ここは一押し二押し三押し!海とくらしと人間がぎゅーッとこね上げられた作品群は一見の価値有り。経営は女性陶芸家の倉さん。伊根の話をしたら止まらない。絵も見せてもらえるかも。
◇お食事は、その後、舟屋の里公園、平四郎、渚寿司、など
◇時間によっては、平田の向井酒造さんなど
◇この後、せやの里へ上がってもらいます。
・・・・これで伊根の舟屋の里と併せた写真ガイドの完成!・・・(Mさん、ほんまかいなーとおもってませんか。ええ、地元を知っているガイドならではの立案と確信を持っての提案です。、、、こういうのにこわいこわい落とし穴があるんです、商品にする前に他人の目で実証して置かないといけません、日を改めて伊根と上世屋を続けてあるきたいのですが、もちろん海上タクシーも利用してです、お付き合いしていただけないでしょうか!!)