一見して、よく繁茂しているススキの株ですが、実はここはある生き物のアットホーム。
いわば、夏は涼しく冬温かく、人がそれをみてつくったのかとおもえるほどまでに完璧な茅葺きのお家、それがたくさんあるので「茅葺き民家群」という風情なのでさすが国定公園の面目躍如と言いたいところです。
が、住人は、イノシシたちということですから話は別!
実りの時を迎えた上世屋棚田群、
電柵や鉄柵で厳重に防衛してこそなのですが、油断すると一夜にして踏み荒らされるのが現実。
イノシシたちの梁山泊、焼き討ちすれば簡単、春はたくさんの山菜の生える棚田跡が蘇るのでしょうがそうもいきません、
どうするか、「刈る」それしかありません、
「青年よ、草刈り機を持て!」世屋野蕪村
一度はあきらめられたものです、価値がある行為とはいえません、けれどそんな判断は先送りして、とざされた視界か゛自らの行為で開ける感動はあじわってみる値打ちはありますよ、あらためて、「青年よ、スマホを置いて草刈り機を持て!」