切り花にいい!と連れてきたのに、侵略的外来種ワースト100なんてなにをいまさら(`ヘ´) というのが彼らの気持ちなんでしょう。
それにしても、秋晴れの空に黄色、なかなかいいもんです、日本にない目新し感を感じてという動機は理解できます。
花粉症の原因植物てはないかと疑われたころにおこなわれた除草も、虫媒花なのであり得ないとせつめいされることによって、下火に。その機に乗じいっきに生育地を拡大させた観があります。後々のことを考えて行動しないといけないという戒めも再認識しなければならない事例です。
さて、反省は反省、それは大事ですが、目の前の現実への対処も問題。
そのなかで、セイタカアワダチソウで自然農薬を作ろう! – 宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校(中高一貫六年制)の記録が面白いです。強力なアレロパシー作用(他感作用)に注目して、自然農薬が作れないかと実験をくりかえしたという記録です。
結論、効果がある。セイタカアワダチソウの刻んだ根を土に混ぜ他の植物の発芽実験を試みたところ、混ぜなかった土の場合と比較して明らかな差異が認められたということ。五年生(高2)の生徒さんの研究だそうです。
そうやって役立ててもらうとセイタカアワダチソウの肩身の狭さも救われるかも。