里ふりて柿の木もたぬ家もなし と松尾芭蕉さん。
柿渋に良し生食でもよし保存食によし 身近さナンバーワン、
歌の種としてもその数の多さトップクラスの植物、
◇ にぎやかに柿をもいでいる 種田山頭火
◇山里はひたむきに柿の赤くて 種田山頭火
◇刈田すく 昼の休みに木にのぼり 赤き熟柿を さがしつつ食はむ 古泉千樫 などなど
※「四季の植物の歌」から拝借。
www.geocities.jp/sikinosyokubutu/kakinohana.html
(これば凄いて゛すよ!一見の価値あり、訪問してみてください。)
◇ 山つづき 柿の畑に雲の来て 時雨降る日は 寂しかりけり 島木赤彦
それにしても、このなりかた、異常ではないですか、
聞いてみると、 雌花 雄花 はあるのだけれど、受粉しなくても実になる性質をもっているんですって。