鹿の角!
常吉百貨店で。
まあこんなものここしかないですよ、値段は一本1000円 二本3000円 え? 二本は一対なので。
鹿もおじいちゃんおばあちゃんを困らせていることを自覚しているんでしょうか、せめてまあ、お詫びに角でも、、、。
ちょっといとおしく思いました。
鹿は聖獣、兜にも角、龍も角!おまけに、乾燥粉末や黒焼末は強壮・強精になるとか。 そんなこともあるのか、よく売れるそうです。
ところで、鹿肉、いまでこそジビエともてはやされていますが、仏教国教化に伴う肉食禁止の大号令のおかげをこうむって、おおっぴらには食べることは認められていませんでした。しかし、体が求める物を禁止することなどできません、表向きは従っているように繕う術を工夫しました。隠語、鹿肉を食ってるな、けしからんといわれたら、いえいえ、これは鹿ではございません、モミジでございます!そんなふうにして、猪をボタン、馬をサクラ、鶏を柏、など植物にたとえて食していたということです。
また、シカはなぜシカか、その語源です、『古くは、シカは「カ」といった。 その「カ」に「シ」が付いた「シカ」がオス、「メ」が付いた「メカ 」がメスを表した。 オスを表す「シ」は「夫」を表す古語「セ」の転で、メスを表す「メ」は「女」 である。 やがて、オスを表す「シカ」がメスも表す』ようになったということ。
今なら、まだある、急げ常吉へ!