2015年12月25日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
「あんたはよっぽどしぶいんだぁ」
小鳥やカラスも寄り付かない柿を冷やかすと、柿がいいました。
「まもなく雪が来る、その時に赤ければいいのだ、その時に甘くなっていればいいのだ!」
種子散布のチャンスを野山に食べるものがなくなるときと決めている恐るべき知恵。古い柿の木には霊が宿るといいますが、世屋の風土気候に適応し進化した柿なのでしょう。