トラベルNさんの「街道や自然ウオークに加えて町歩きや文学、歴史、古城巡り、各種100選景観遺産など単に歩くだけでないテーマを設けています。歩く距離や高低差によりレベル分けされており、気軽な町散歩から登山までご自身にあったものをお選びいただけます。」これは、なかなかに「いんすぴれーしょなる」な文です。
この発想で丹後を見ると、隠れているさまざまなウオーキングツアーが浮き上がってくるからです。
例えば、というところをいくつか挙げてみますね。まずはなんといってもこれ。
テーマ①宮津城へ攻め上がれ 丹後文政の一揆コース
谷々の一滴が大きな川になって海へ注ぐように、女年寄り子どもの怒りと涙の滴は大河となって宮津の城を目指した、、
発 京丹後市上常吉 着 宮津城
テーマ②ああ、世屋の山が見える、丹後女工哀史コース
♪加悦の谷とは誰が言うたよ言うた 地獄谷かや日もささぬ
ほんに憂世じゃ機屋の女子 機屋女子に誰がした
♪籠の鳥より監獄よりも 寄宿住まいはなおつらい
会社づとめは監獄づとめ 金のくさりがないばかり
『女工哀史』細井和喜蔵
発加悦 着伊根町寺領
さらに、この人は外せない。
テーマ③「なに父上が信長様をとな、なにゆえのご謀反」、お玉さんの緊急避難コース
発宮津 着京丹後市味土野
また、丹後大国ロマンも。
テーマ④古代の国作りと神々の道 丹後二の宮から丹後一の宮コース
本署が一宮なら分署が二の宮、指示命令報連相など本署と分署の連絡は密だったはず、神様はどこをどう走られたのか。
発大宮町周枳 着宮津市府中
テーマ⑤常世の国コース、、、などなど、
ところで、私のうちの小字は、「くじら」なんです。漢字では鯨。ほんとです。
太古鯨がこのあたりで泳いでいたとまことしやかに言い伝えられています。わけないでしょう、くじらはくじらといわなかった、いさな。「大きな魚」という意味の古代朝鮮語というじゃありませんか。加悦には、黒鯛の滝という滝があります。いわれをききました、黒鯛がここでつれたからと。でもそのおんがあったのはまぎれもない事実、事ほどさように身の周りにはなんでだろう どんなだったろうと想う事が溢れているのです。
そんな地域への関心疑問に火を点ければ成立する可能性はあります。
地産地消のウオーキングコースプランプロジェクト、この指止まれ方式実行委員会でならやれるとおもいませんか。
大義名分もあります、現在国を挙げ、地方の止まらない人口減にたいして、若年層定着とか移住とか地域創生と言う言葉を掲げて手を打とうということです。が、仏を作れば魂もいれます、地方を知る、そしてそこを「ふるさと」と思う心が育つことがじゅんびされている事が不可欠だとおもいますけれど、そこがローカルエコツーリズムのできる事ではないかとも思いますよ。
とまあ、こんなことです。、、、、
知恵と経験と学識とアイデアをよせあえば、来年の正月には地方版一面を買い切って紹介できるかも、、、念ずれば花開く、夢見る楽しさにくらくらするほどです、ありがとうトラベルN様。