画面中央の黒い物、擬宝珠 ギボウシ、
これのモデルはネギの頭の花の集まり、いわゆるねぎ坊主、なんですって。
橋は、天地の境の結界、その橋の欄干には邪鬼を祓う物がセットされている必要があるが、なにがよかろう!そこで選定されたのが、ねぎ坊主。
そなたの匂いは独特じゃ、人に害をなす物を寄せ付けない効果をもっておる、、
わかりました、ネギ族の名誉、命に代え全力をあげてその役お務めいたしましょう
そのこころか゛け殊勝、よってネギの帽子の名をあたえてつかわす!
ありがたきしあわせ、、、
おおかた、こんなやり取りがあったのでしょう
「ええ!そうなんですか、どうりでおネギの香りがしました」
ちなみになすび、大根、白菜など花、茎、葉、根の4点で一セットと言うのがふつうなのですが、ネギには茎がない、花、葉、根で一セットのように見えます、いったいどうなってんだというところですが、そんなことはなく、根の上に数㍉あるんだそうです。また、葉もその茎からでているのですが、これがまた丸い筒になっていて、他には見られない異形。そんな不思議さもあって、聖俗天地の間の番人役に抜擢されたんでしょうね。
穏やかな橋立の海の正面の山、方角は北にあたります、今頃は雪化粧をしているはずなのですが、今年はあいにくです。
丹後半島雪景色を期待して来られて、物足りないとお思いの方は、もう一息奥へ足を運んでみてくだされば、丹後半島里山雪景色、楽しんでいただけますよ。