「水仙のうつむき加減やさしくてふるさとふいに思う1月」(俵万智※)
雪国北越旧・中里村(現十日町市)で施行されていた条例の中の文言です。
( ↑ 『北越雪譜』挿絵 鈴木牧之)
基本理念 – 雪対策は、村と村民が一体となって、克雪、利雪、親雪等の施策を長期的かつ総合的に推進することにより、すべての村民がはつらつとした活力ある村づくりを目指すものとする。(第2条)
いわば、雪を逆手に取った町おこし条例、
なかなか、いいですよ、克服する 利用する、親しむ、、引っ込んでいちゃあいけない引け目におもっちゃいけない、この名称を「雪国はつらつ条例」と付け、活性化を図った。この積極性が、教科書にも取り上げられるまでに評価された!よかったのはここまで、
ある塾の先生、生徒さんに教えているときに「え!雪国は、つら、い、よ、条例?」
編集者さんよほど「男はつらいよ」のファンだったための単なる誤植なのにね、なんですが、はからずも条例の本質的な意図を突いている『雪国は辛いよ』という間違い、
なんか、あらためて応援しようよという気持ちになるんですから、語り伝えましょうよ、わすれないで!
※京都新聞1/17 凡語