2012,5,19
日置は天の橋立と伊根の中間にある。世屋谷はこの日置から始まる。浪漫は信号の角にある。
杉板の明るい焦げ茶を基調にして、灰青、灰赤をし切り戸に配して、落ち着ける。座席は、足を投げ出せてゆったりできる掘りごたつ式。土間には、厚板のテーブル二つ。カウンター席では、おかみさんの「みどりさん」が気楽に話し合いてになってくれてくつろげる。
うまいものを食わせろ、ただし、高いものはあかん、心を満たすことお腹を満たすこと、そうしてその対価をいただく、イートもエコも同じお客さん相手の商売、これで勝負する!決めてを持ってこそ成り立つもの。魚も野菜も山菜も旬の地元産。地元やにしがきのリゾートペンションのお客さんで賑わう。ここに店を構えたのが平成三年、地域に根付いて二十年、成人を迎える。エコツーはまだ三歳、二十年活きられるかどうか、しかし、活きなければならない。
二階では宴会も可能。ふすま四枚が橋立と伊根の船屋の写真は見物。日置に店をと思い立ったマスターの初心を想う。おすすめは、昼は日替わり定食、一品なら、卵どんぶり。