日置妙圓寺のさるすべり、
宮津にこの株に勝る百日紅は他にあるでしょうか。
さるすべりが寺におおいのは、お盆をはじめ何かと訪問客の多い時期に咲き、訪れる方の心の癒しになるということなんでしょうね
「京都ではやけに目に立つ百日紅 保坂加津夫」
花期が長いのも重宝します。
「百日紅いつからとなく咲きつづく 稲畑汀子」
おやおや
「坊さまが女と握手百日紅 中川二毫子 」
さて、百日紅がお題の俳句の極めつけはこれ
「百日紅燃え白雲は峰をなす (林翔 さん)」
白い雲、青い空に雲は白い峰をなすかのように盛り上がり、そして紅に燃え立つように咲く花、それは百日紅。
白雲峰をなす、
そんな積乱雲が今日は、妙圓寺の上に立っていましたよ。