台風一過の里のキバナコスモスレストランにお客さん
キアゲハ
うらぎんすじひょうもん
やれやれと吸蜜を楽しんでているかれらに、「引き返してくるかもしれないよ!」という冗談が冗談に聞こえないような台風10号でした。
その強風大雨は今も東北北海道方面をおそっているということですがそのなか毎日新聞が「棚田の防災機能」を話題に。
谷の田は作り続けろとの言い伝えもあると。
上世屋や波見の棚田での米作りプロによると、ここらには「あとずり」百姓という言葉がある。くずれたらまた、崩れたのをなおして、そのくりかえし、気づけばずいぶんさがっている、という意味だ。「維持が大変」というのだが、あとずりしながらでもそれでもつくりつづけたというのは、米作りだけでない意味が込められているのかもしれません。
また、かれらいわく、棚田は維持だけではない肥料管理も難しいと。
同じ田でも、風は同じに吹いたのだが倒れるところと倒れないところが出てくる。上手の方から水が湧く、濃度にムラがでる、安定しないからだ、気をつけていてもこうなる、と話してくれました。