宮津エコツアー · ハギとベンチとスズメバチ

ハギとベンチとスズメバチ

秋を代表する花、せや高原休憩所のハギが美しいので花見してもらおうと出したベンチ

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さっそくお客さん!

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ところが、その頭の上を、ぶーぅーん        ぶーぅーん   ぶーぅーん。

スズメバチが休憩所の屋根のひさしに巣を復活させていたのです。

スズメバチの歓迎!なんて洒落になりません。

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9月はスズメバチの活動期。
区長に連絡すると、かれも気づいていて、市役所に除去要請を行っているとのこと。しかし、防護服の準備ができないのでちょっとまってくれとのこと。では注意呼びかけ、使用禁止、立ち入り制限しておいてくれとアドバイスがあったか、「ない」!いやはや、公開している場所で、明日から三連休で不特定の方が自由に利用されるところ、刺されでもしたら即ニュース。観光で市振興をというわりには、なにそのスピード感のなさは!、、、とおもいたくはないことを思いましたよ。

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巣を中心にした彼らの警戒範囲は10mに及ぶ、また、黒・赤・青といった濃い色に対し特に攻撃性を強める、さらに整髪料・香水に含まれる成分、人の汗にも反応し攻撃してくるといいます。

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、、、、、ということなので、でも、それは自分たちでしておかなければならないこと。

なので、

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このせや高原休憩所、おおいに利用はしてほしいのですけれど、除去完了までは要注意、

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不便をおかけしますけれど、利用計画なども変更されることをおすすめします、

クマの危害で死亡する人は年間10人未満。スズメバチに刺されて死亡する人は、年間平均で34名。

交尾の時期を迎え攻撃的になったスズメバチの恐ろしさはクマの比ではないのです。

そんな危険を認識していて、しかし、なんの対策もせずに事故がおきたなんて、さいあくですから。

さて、こんなに恐ろしいスズメバチですが、流動食しか食べられず子どもに養ってもらっているといいます。
「昆虫を餌とするのは、幼虫だけです。スズメバチをはじめとする細腰亜目の蜂は、成虫になると細くなった腰のために、固形物を食べることができなくなります。
このため成虫は、幼虫のためにさまざまな種類の虫を捕まえては巣へ運んでいき、かわりに幼虫の分泌液を食事にします。このほか、木の樹液や花の蜜も、スズメバチの成虫にとっては大切な餌となります。」

こんな事情を知れば、かわいい生き物だなぁともおもえるから、おかしいものです。

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