彼岸花。
暦花といえばこれほど正確に時を告げる花はありません。
この花、稲作に伴って持ち込まれた外来種ということです、この球根の毒消しの方法もわかっていたでしょうからですから、米が不作の時は、救荒作物としてスタンバイしていたのでしょう。
さてその稲で野生種に近い古代米といえば赤米。
タンニンをおおく含んでいるのでこんな色になるということです。
ですから、彼岸花と稲との組み合わせ、本来はこんな組み合わせだったのでしょう。
この古代的なくみあわせ、天橋立ワイナリー付近です。
この彼岸花 真っ赤な強い色いに加えておもしろい花の形なので、絨毯のように群生すれば見応えがましますし、一本だけでも、楽しませてくれます。
で、風景とのマッチ、彼岸花を生かすロケーションは青空白いすじ雲それにアゲハチョウときまっているのですが、それはなかなかあるものではありませんが、それでもここは!というのが。日置の妙圓寺のあのう積み石垣を背景にした花壇。
さらに進むこと、約5キロ。長江海岸に、若狭湾を背景にした花群
宮津にこられ、伊根へいってみようとおもわれる方がいらしたら、このふきん、
ちょっとゆっくり走ってみてください。