草刈り機をようつかわんので、というてるみさんは、手鎌による毎日の草刈りを欠かしません。
すこしでも怠ると草は伸びるだけでなく、木質化して堅くなり、鎌で刈ることが大変しにくくなるのだと彼女はいいます。
鎌は3本もって畑に出ます、そして、それを毎日朝と昼に研ぐということです。
『きんさん、この砥石は「日本の里」の「有形農業遺産」として鎌とともに永久保存を図らねばとおもうが、どうだえ、賛同してくれるかえ!』
(良農は草を見ずして草を刈る、じゃ!こうだったらこうなるからこうしておかなくてはいけないのでこうしておく、そういう見通しを持った行動力、これのない人間がが多いこと、これはわしの時代もおなじことじゃった。だから、これはおおいにすいしょうすべきことじゃぞ。)
、、、、、そんな声が聞こえたような気がしました。