10月1日、京都府立大学高原光教授をお迎えして霧の中天然スギを巡って来ました。総勢53人と沢山の人に参加していただきましたが生憎の天候で・・・
本日のルートは林道終点から作業道を歩き天狗大杉~直接尾根へ~少し宇野ガ岳方面へ山桜の古木~杉山頂上~すぐ下山道で風穴~出合~林道終点
帰りの林道終点
最初霧雨だったので1時間ぐらいスキー場レストハウスで高原先生のお話を聞きました。先生は花粉の研究をされていて貴重な話を聞きました。
花粉の遺伝子は何百万年形をどめるらしいです。何万年、何十万年という気の遠くなるようなことが花粉を調べると分かってくるようです。杉は氷河期に辛うじて生き残り、丹後半島に杉が残っていて日本でも早くに杉が生きていたことがわかるようです。特にこの杉山は天然スギが発達してた・・・と大変分かりやすいお話でした。
外に出るとこの通り・・・霧の中に天然スギが浮かび上がり、これもまた幻想的でいいですね
天狗大杉の前で
天狗大杉の周りを・・・
尾根に上がり山桜の古木を・・・
杉山の頂上近くでお昼に・・・近くに立派天然スギが 参加者の方から 不動明王の杉の名前をいただきました。まさしくそれほど立派な杉です。写真では分かりづらいですが・・・
林道終点まで降りてくると少しだけ霧が晴れて宮津湾が望めました。
杉山林道入り口まで帰ってくるとススキの根元にナンバンキセルがかわいらしく咲いています。ススキの寄生植物で葉を持ちません。
本日は高原先生の貴重な話を聞くことが出来て、また沢山の方に参加していただきありがとうございました。雨の後で足元がぬかるんで歩きにくい中を頑張って歩いていただきました。