宮津エコツアー · アカタテハとアザミ

アカタテハとアザミ

2012/05/21
土手や石垣の草刈りに困る草、ヤブマオなどのイラクサ科植物、これがアカタテハの食草。幼虫はイラクサの葉を左右から綴じ「巣」を作る、また成虫でも越冬すると言うからおもしろいじゃありませんか。
撮影は、管状花の集まったアザミなどにとまリ、蜜を吸っているときがチャンス。一つの頭状花序を吸い終わるのに、時間がかかる。飛び方は、速い。そのため、いったん飛び去られると再び止まるところを見つけるのが難しい。私の経験です。

それにしても、アザミの蜜ってどんなにおいしいのでしょう、私もストローをさして味わってみたくなりました。さて、そのアザミ。東北では、優秀な山菜と言うことですが、このあたりではそういう習慣はないようです。もう一つ、刺草と別名で言うように、扱い要注意の草。ところが、それがためにスコットランドではアザミを国花としたというのは、有名な話ですね。

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