■この道と きめ春光の 只中へ 井上玉枝
(↑ いさなご山方面 2/19)
春光とは、力が強まった日差しとか春の景色のことで、春の季語。
■春光の 生気や雑木 山騒ぐ 木船史舟
「ヨーロッパでは二月十四日のバレンタインの日から小鳥が交尾を始めると言われてきた。日本でも二月にはスズメもウグイスもキジバトも声変わりして、異性を呼んだり縄張りを宣言する独特の囀(さえず)りを始める。ホルモン腺を刺激して小鳥たちに恋の季節の到来を知らせるのは、風の暖かさではなく光の強まりなのである。俳句歳時記の春の部には「鳥の妻恋」という季語が載っている。」と倉嶋厚さん。※『お天気歳時記~空の見方と面白さ~』
■春光を 受けてをりけり 山野草 佐原正子
■春光に 風もきらりと 葉も光る 渡辺安酔
(↑撮影日時 2017/02/19 )
海星公園では、まんさくが。
春の光りは植物の開花ホルモンの分泌も促します。