岡の前棚田跡の野良道道がつけていた日記
① てるみさんが通った 2008/08/17 18:12:43
②栗田小の子どもたちが通った2016/07/13
③丹後のやまがきが内山から越えてきた2016/08/11
④山からウサギが下りてきた 2017/01/18
⑤高校生たちがスノーシューで降りてきた 2017/02/12
⑥ 日差しが柔らかくなった 2017/03/03 15:08:00
⑦春の花が歩きだしたよ 2017/03/26
まあ、道が日記をというのは想像のことです。、、、、
しかし、冬、兎が毎年、雪の下に隠れているこの道の上を正確に辿っているのは事実なのです。道が廃れたのは２０余年まえ、なのに兎たちはいまだ道と認識しているのに驚きませんか？
小さな棚田と棚田をつないだこの道、里から山の田への道、山の田から里への道、棚田を作らなくなって廃れたのだのだけれど、それはそれでやもうえないなぁとはおもうけれど、毎年、兎の足跡が雪の上に残るのは、ここが道であったことを忘れてよくないよ、なんでなら、四季を司る「山の神様」の通り道だから！というメッセージに思えて、『岡の前棚田跡野良「古」みち』として、せめてここぐらいは、消えた多くの里の野良道の痕跡として代表として、「農業遺跡」として、今暫くは通れるように保全を図りたいと思っているところです。
